仕事から疲れて家に帰ってきたとき、部屋の中に「癒し」が欲しいと思ったことはありませんか?
まるでおしゃれなカフェやモデルルームのような部屋に帰れたら、どんなに素晴らしい事か…。
とはいえ急にそんな部屋を作るのは、時間的にもお金的にも現実的ではありません。
ただ、観葉植物が一つでも部屋に置いてあると、急に部屋が垢ぬけて、おしゃれに見えるものですよ!
観葉植物を買う前の不安は色々あります。
・お世話が面倒なのでは?
・すぐに枯れるのでは?
・虫が湧くのでは?
筆者自身、このような不安を持っていた時期もありました。
インテリアと観葉植物を10年ほどあれこれ試行錯誤してきた中で、現在では「癒される植物生活」を送れています。
極端に高額になものや、導入しづらいものなどはなく、すべて一般的な感覚でできる事ばかりだと思います!
観葉植物を生活の中に取り入れて、自宅での生活に潤いを与えてみませんか?
一人暮らしにおすすめ!室内で育てやすい観葉植物を選ぼう!
観葉植物を窓際に置くのか、部屋の中心に置くのか…。
植物を置く場所によって、選ぶサイズ感や種類が変わってくると思います。
基本的には見た目の好みで選んでもらって大丈夫ですが、育てていくことを考えると、
「小さいサイズを維持できるか?」
「シンボルツリーとして大きく育てたい!」
といった、サイズ感に関する事も頭によぎると思います。
観葉植物は育つと結構大きくなる
ホームセンターなどで販売している観葉植物は幼木なので、最初はコンパクトですが、環境に馴染むと少しずつ大きくなってきます。
基本的に鉢のサイズの制限を受けるので、野生のものほど巨大化することはないですが、植え替え続けると予想を超えるサイズになる場合も。
おすすめ1:小さめの観葉植物
コンパクトなサイズ感を長く楽しみたい場合は、そもそも大きくならない種類の観葉植物がオススメです。
「つる性」の植物は、樹木に絡みついて長く長く伸びていきます。つる性の植物を購入して、つるが長く下に垂れ下がってきたら適度に剪定して、形状を維持するのがオススメです。
シュガーバイン
5つに分かれた葉っぱが可愛らしい「シュガーバイン」。
聞きなじみが無いかもしれませんが、ホームセンターや園芸店によく置いてあるメジャーな植物です。
筆者も好きで自室に置いていますが、育てやすく形もおしゃれでオススメです。
ポトス
強靭な生命力を持つ「ポトス」は、植物初心者にもおすすめです。
筆者の実家にはサイズ感をコンパクトに剪定しながら、30年以上生き続けているポトスがいます。
30年ずっと水栽培で生きており、ポトスの生命力の高さには驚かされます。
ヘデラ(アイビー)
海外の古い建物の壁を緑で埋め尽くしているイメージの「アイビー」。
会社で育てていたのですが、あまりいい環境ではない中でもどんどん伸びていきました。
植物を育てた経験が無くても、力強く生き延びてくれるオススメ植物です。
大きくならない植物についてもっと詳しく知りたい場合は、こちらのリンクをご参照ください。
おすすめ2:土を使わず清潔な観葉植物
土を使っているものを机やテーブルなどに観葉植物を置くのは不衛生なのでは…?と心配している方もいらっしゃると思います。
そんな方にはハイドロカルチャー(水耕栽培)がオススメです。
テーブルプランツ
筆者も育てているお気に入りの「テーブルプランツ」。
土ではなくスポンジを使っており、カビや虫の心配なく気軽に栽培しています。
テーブルプランツの育成レビュー記事はこちらをご参照ください。
黒砂利
黒砂利とガラスの器が美しい、インテリア映えするアイテム。
筆者も実際に育てているお気に入りの一品です。
「黒砂利ガジュマル」の育成レビュー記事はこちらをご覧ください。
その他にも、清潔感とコンパクトさを楽しめる観葉植物について興味がある方は、こちらの記事をご覧ください。
おすすめ3:インパクトたっぷり、大きな葉っぱの植物
室内のアクセントとして、インテリア映えする葉っぱの大きな植物を選ぶのもおすすめです。
通気性や葉っぱへの葉水、ホコリ取り…お世話を考えると、大きな葉っぱが集まっているタイプは管理が比較的楽に済みます。
モンステラ
ざっくりしたと葉の大きな切れ込みが特徴的な「モンステラ」。
一枚一枚が大きな葉っぱで構成されていて、ポンと置いておくだけでも部屋をトロピカルな雰囲気で満たしてくれます。
あまり観葉植物を置くスペースが無いなら、一鉢でインパクトたっぷりなモンステラを選んでみてはいかがでしょうか。
パキラ
育てやすくて、あちこちのお店で見かける王道的な観葉植物「パキラ」。
成長スピードも速く、育てていくと大きな葉がどんどん出てきます。
見ていて楽しい大きな葉っぱで、一人暮らしのインテリアをグリーンで満たしてくれます。
ウンベラータ
やや薄い緑色で、上品かつエレガントな雰囲気を持つ「ウンベラータ」。
インテリア系の本を見ると、必ず室内に置いている部屋が出てくるほど、とても人気の観葉植物です。
野性味というより、ナチュラル感といった言葉がぴったりな雰囲気で、葉っぱは大きくてもそれほど邪魔になる印象はありません。
一鉢だけでナチュラルな植物インテリアを作ってみたい方はぜひおすすめしたい観葉植物です。
おすすめの葉っぱの大きな観葉植物について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
おすすめ4:置き場所にとらわれない「エアプランツ」
おしゃれな雑貨店やホームセンター、100均ショップなど幅広く見かけるようになった「エアプランツ」。
土も鉢も不要で、時々霧吹きで水を上げればしっかり育ってくれる、一人暮らしの住環境にもやさしい観葉植物です。
筆者は100均のエアプランツを5年ほど育てています。
実際に5年間くらい育てていると、それなりに大きなサイズになってきます。
一人暮らしの環境でエアプランツを育ててみたい方は、こちらの記事をご覧ください。
フェイクグリーン(造花)で観葉植物インテリアの雰囲気を楽しむ
植物のお世話は、犬や猫のようなペットほど大変ではないものの、全く手間がかからない訳ではありません。
最低限の水やりは必要ですし、部屋の照明だけでずっと育てるのは難しいです。
・日があまり当たらない部屋に住んでいる
・部屋の制約から、窓際には置けない
こういった方には、
「育てやすい植物」「耐陰性」のある植物を狙ってみるのも一つの手となります。
また、耐陰性があるといっても、一時的に暗い場所でも耐えられるというだけで、ずっと太陽光のない場所ではいつかは弱ってしまう事に。
日当たりの悩みがあるのなら、人工観葉植物を導入した方が良いかもしれません。
100均のフェイクグリーンはスポット的に利用
100均のフェイクグリーンは基本的に低品質であることが多いです。
飾って悪いわけではないですが、一目で偽物とわかってしまうので、目立たない場所に置いて上手にインテリアに取り込みたいところです。
目につく場所には、高品質なフェイクグリーンを置く
こちらはインターネットで購入した4000円くらいのフェイクグリーンです。
完全に本物と同じとまでは言えませんが、100均にはないクオリティーなのは間違いないと思います。
下記の写真は、本物の中にフェイクを2つ混ぜ込んでいる写真です。
混ぜ込むとどれが本物か案外わからないのではないでしょうか?
日頃、目につく場所にフェイクグリーンを置く場合、それなりに高品質なものを置いた方が、気分的にもスッキリします。
しかし「値段が高ければ高品質」とは限らないのが難しい所。
ある程度本物を見慣れていると、その辺の品質の差が分かると思います。
下のリンクでは、植物を数十種類育ててきた筆者が、違和感の少ない高品質なフェイクグリーンをチョイスしています。
こだわりの植木鉢で、高級感のある観葉植物インテリアづくり
買ってきた観葉植物は、単体で見てもおしゃれ感は十分!
しかし鉢については、プラスチック鉢など買ったときのままなのではないでしょうか。
植物は入れる鉢によってさらにおしゃれ感がアップします!
・セメント鉢
・陶器鉢
・樹脂鉢
・ブリキ鉢
筆者的には上記のような鉢を特にお勧めしています。
ちなみに、一般的に鉢と言えば「素焼き鉢」ですが、筆者はあまりお勧めしていません。
素焼き鉢は育てやすいというメリットはありますが、色が茶色なのでインテリアとの相性問題があり、おしゃれな部屋を作るときに難易度が高くなってしまいます。
その一方で、
・セメント鉢
・陶器鉢
・樹脂鉢
・ブリキ鉢
などは、単体で見ても綺麗で美しく、色味に癖がないのでインテリアに馴染みやすいです。
セメント鉢
陶器鉢
樹脂鉢
ブリキ鉢
インテリアを格上げする、おしゃれな植木鉢について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
飾り方にこだわって、ワンランク上のおしゃれな観葉植物インテリアに!
部屋に合う植物を買ってきて、立派な鉢もそろえると、見違えるほど立派なインテリア要素に!
そのまま床やテーブルに置くだけでも十分おしゃれなのですが、さらにスタンドやラックを使って
・空中に浮かす
・高さを少しずつ変える
・同じ規則で並べる
などディスプレイにこだわると、お家の一角がカフェやおしゃれなショップさながらに!
一人暮らしのインテリアに、お手軽に取り入れられるものはこちらがオススメです。
DRAW A LINE
フラワースタンド
キッチンワゴン
下のリンクでは、筆者も使っているオススメのディスプレイアイテムをご紹介しています。
インテリアをより上品でおしゃれに仕上げたい場合は、こちらの記事もご覧ください。
エアプランツをおしゃれに飾る方法
エアプランツは針金のスタンドに置いたり、吊るしたりするとよりインテリア映えします。
エアプランツをおしゃれに飾る方法に興味がある方は、こちらの記事もご覧ください。
一人暮らしの部屋に観葉植物を置くメリットとデメリット
一時期は室内に大小合わせて30鉢ほど、植物がひしめいていた時期があります。
時折写真で見かける「植物だらけの部屋」を実際に作ってみた経験から、グリーンインテリアを実現する上でのメリットとデメリットをお伝えいたします。
メリット:部屋がおしゃれ&生命感が出る
やはり植物を置くとインテリアがワンランク上がった雰囲気になります。
スターバックスなど、なんだかセンスのいい空間に居るような感覚を自宅で手軽に楽しめますよ!
また、部屋にグリーンがあることで、生活にハリが出ます!
デメリット:お世話が必要&窓際が定位置になる
当然ながら、週に1~2回の水やりは欠かせません。
植物を綺麗な形状で育てるためには、日光も必要なので置き場所は必然的に窓近くになります。
しかし、週に1回くらい植物の様子を見るのは、ちょうどいい癒しの時間にもなります。
また、部屋の植物の為に窓を開けてあげると、部屋の空気も入れ替わり気分もリフレッシュできますよ。
メリット・デメリットについての詳細は下記のリンクをご参照ください。
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