【TOLIGO・Smoove・赤外線】ダクトレール照明を「リモコン化」してみた感想!【レビュー】

部屋に取り付けるとおしゃれなダクトレールですが、基本的にリモコンはついていません。

基本的に壁スイッチでオンオフすることになるのですが、正直物凄く面倒です!

今回自室のダクトレールをリモコン化するにあたって、スマート電球や赤外線リモコンなどを試してみました

それぞれメリット・デメリットがあるので、それらを参考にダクトレールのリモコン化をご検討いただけますと幸いです。

目次

超おすすめ!ダクトレールのリモコン化その1「TOLIGO」電球

筆者にとって大変使いやすく、お勧めできる「TOLIGO」電球を最初にご紹介します。

TOLIGOはいわゆる「スマート電球」と呼ばれるもので、電球そのものをリモコンもしくはスマホで操作できます

toligo-e17-e26
左がTOLIGOのE17電球、右がE26電球。

スマホ操作できる電球は多数ありますが、個人的にスマホとリモコンは分けたかったので、リモコン機能のある「TOLIGO」という電球を試してみました。

今回購入したのはTOLIGOのE17電球。

普段見かける電球はE26なので、E17はそれより一回り小さいタイプです。照明器具をコンパクトにしたかったのであえて選びました。

電球はこちらのリモコンで操作します。

白を基調とした綺麗なデザインのリモコンで、インテリアにもよく馴染むので気に入っています。

メリット 電球ごとのグループ化オンオフが便利

toligo-remote-controller-function

使ってみて思ったのが、電球ごとにグループ化してオンオフできる機能がとても便利でした!

筆者はペンダントライトをダクトレールに着けているので、ペンダントライトだけを「2番」に振り分けて、これだけオンオフできるようにしました。

寝る前に本を読むためにペンダントライトだけを付けたい、といった使い方ができてとても便利です。

後々スタンドライトも追加したいと考えているので、その際はTOLIGOを導入して、夜はペンダントライトとスタンドライトだけをリモコンで同時点灯することを考えています。

メリット2 Wi-Fiを使ってスマホで照明をコントロールできる

toligo-application

リモコンだけでなく、スマホに専用アプリを入れるとスマホ操作が可能になります。

スマホアプリについては使用していないので、使用機会があったらレビューしてみたいと思います。

またTOLIGOは電球だけでなく、ドアセンサーやペットの自動給餌器、スマートコンセントなどもスマホアプリでコントロールできるようです。

とりあえずTOLIGOを選んでおくと、後々のスマートホーム化がはかどりそうです。

メリット3 昼白色の色味がきれい

darkened-room2

個人的に最も気に入ったポイントが「光の色味」です。

一番の推しポイントなのですが、光の色は人によって好みが分かれると思いますので、あくまで参考意見という事でご覧ください。

今までいくつかのスマート電球を使ってきましたが、TOLIGOの色味は演色性が良いと感じました。

調色できるタイプの電球は無色の表現が苦手らしく、こちらのTOLIGOについても昼白色には微妙に赤みが入っている感じがします。

track-lighting0

上記の写真の右から三番目が昼白色で光らせたTOLIGOです。他は昼光色の青っぽいスポットライトで、比較してもTOLIGOが少し黄色っぽく見えます。

しかし他のスマート電球と比べると、TOLIGOは比較的ナチュラルで自然な昼白色だと感じました。

もともと某有名メーカーのLEDシーリングライトを使っていたので、どうもスマート電球の色味が微妙に納得いかなかったのですが、TOLIGOを使ってようやく落ち着きました。

画像のように昼光色の青い光と混ぜると、より自然な昼白色に近づきます。

デメリット リモコンの調色・調光が使いづらい

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専用リモコンを使っての調色・調光は微妙に使いにくいと感じました。

まず黒リングの中にある白いボタンを押して「調色」もしくは「調光」モードに切り替えるのですが、そもそも現在どちらのモードなのか分かりにくいと感じました。

difficult-to-use-ring

また、調色・調光リングを回した結果が電球に反映されるまで微妙にタイムラグがあるので、つい色味や明るさを変えすぎてしまう事もしばしば。

リモコンの黒リングが使いにくいので、調色・調光はほとんど使用しなくなりました。

色味についてはリモコンの「READING」「RELAX」モード選択が優秀なので、そちらを利用すれば問題ありません。

まとめ「リモコン一つでオンオフ・調光調色できるTOLIGOは大変便利」

リモコン操作だと調色・調光機能を使いにくいデメリットはありますが、とはいえ使わなくても全然問題ないので気になりませんでした。

それ以上に、光の色味が素直で綺麗な事と、シーン選択で「昼白色」「電球色」を瞬時に切り替えられること、そして複数の照明機器を一つのリモコンで操作できるの方が大事なので、TOLIGOは大変重宝しています。

ダクトレールのリモコン化その2「Smoove」電球

smoove1

筆者は最初はSmooveという電球を使っていました。

基本的には上記の「TOLIGO」と同じく、リモコン操作で調光・調色できるタイプの電球です。

機能性についてもTOLIGOとSmooveはほぼ同じ感じです。

メリット リモコンのデザインが綺麗で、効きが良い

smoove-remote-controller

リモコンのデザインはとてもスタイリッシュです。

ボタンも押しやすく反応スピードも良好。ボタンを押したら、即時反映してくれます。

デザインがよく練られており、調光・調色がすぐに使える工夫が施されていて大変便利でした。

メリット2 珍しいE11サイズもラインナップにある

スマート電球にはE26やE17はそれなりに数があるものの、それらよりさらに一回り小さいE11サイズとなると全く見かけません。

ところがSmooveにはうれしい事にE11サイズの電球もあります。正確には電球ではなくスポットライトなので、頭の形状は平べったくなっています。

かさばらない小さなスマート電球が欲しい場合に選べる選択肢が増えたのはうれしいですね。

デメリット スマホ操作できないタイプあり。個人的に昼白色の色味に不満

筆者が購入したSmooveはスマホ操作できないタイプでした。

最近はスマホで操作できるモデルも登場したようで、TOLIGO以外にもリモコン&スマホで操作できる電球が増え、選択肢が広がったのはありがたいですね。

また、個人的に気になったのは昼白色の色味です。

Smooveは昼光色(青っぽい)、昼白色(透明)、電球色(オレンジ色っぽい)の全てに対応できる調色可能な電球なのですが、リモコンで色味を調色しても、微妙に無色になりません。

無色にしようとしても微妙に緑っぽかったり、微妙に赤みを帯びていたり。

けっして悪い色ではないのですが、自分の中で落ち付く昼白色の色味にならなかったので、結局Smooveは使わなくなりました。(ちなみに別の人は、そういった色味の違いが全然気にならなかったとの事)

まとめ「とりあえず低価格で試すスマート電球としてSmooveはおすすめ」

デメリットとして色味について語りましたが、とはいえごくわずかに色味が入り込むだけなので、全然気にならない方も沢山いらっしゃると思います。

電球のバリエーションの豊富さと、リモコンの使い勝手の良さは間違いありません。

TOLIGOと比較すると電球の価格も安めなので、リモコン操作できる電球を探しているのであれば、Smooveを検討してみてはいかがでしょうか。

他のスマート電球の機能や色味に納得できない場合にも、Smooveは頼もしい選択肢になることは間違いないと思います。

ダクトレールのリモコン化その3「赤外線リモコンパーツ」

Infrared-remote-control.jpg

スマート電球以外にも、ダクトレールとスポットライトの間にリモコンパーツを挟んでリモコン化することもできます。

アマゾンで見つけた中国製っぽいもので、色々心配でしたがレビューの多さを信じて購入。

上記のリンクにあるAiwodeというメーカーの3つ入りセットを使用しています。

remote-control-parts

実際に取り付けた様子です。左がリモコンパーツ取り付け済み、右は何もない状態。

少し厚みがあるものの、使ってみると外見的に存在感はほとんど気になりません。

メリット スマート電球ではない、ごく普通の電球もリモコン化できる

spotlight-and-remote-contoller

単なる普通の電球などをリモコン化できるメリットは大きいと思います。

スマート電球やリモコン対応電球で揃えたくても、スマート電球は普通の電球と比べると高額です。

また一般的なLED電球と比較すると、スマート電球は多機能な分、演色性や色味について本職に劣ってしまう部分もあると思います。

本来リモコン化できないはず高演色LED電球を、リモコン電球のようにして使うことができるのが最大のメリットとなります。

デメリット リモコンの利きが悪い、カチッというオンオフ音が少々大きい

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オンオフは付属のリモコンで操作することになります。

TOLIGOやSmoove同様、グループ化してまとめてオンオフすることができるので便利です。

ただ、オンオフ時の「カチッ」という音は若干大きいです。もう慣れましたが、最初は「!?」とびっくりした記憶があります。

またリモコンが悪いのか、受け側が悪いのか分かりませんが、時々リモコン操作から漏れる場合があります

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こちらの写真のように、片方はリモコン操作が利いて、もう片方は利かなかったというパターンが起こります。この時に再度ボタンを押すと…。

remotecontroll-failure2

このように点灯していたものは消灯、消灯していたものは点灯、といった状況になります。

remotecontroll-failure3

こうなった場合は、正しく揃うまでひたすらリモコンボタンを押すと戻る場合もありますが、結構面倒です。

それよりも素直に直接本体のボタンを押してオンオフを揃えた方が結果的に早いです。

しかし設置場所によっては簡単に本体ボタンを押せない場合などもあると思います。

その場合は下記のような学習リモコンを使うと、操作漏れを防げます。

学習リモコン

アマゾンで購入した700円くらいの学習リモコンです。

ボタンは色々ありますが、一番上の赤い電源スイッチしか使いません。

使用方法はアマゾンの販売ページを見ながら操作すれば、簡単に使えました。

ざっくり言うと、元々の電源リモコンと学習リモコンも向かい合わせて、ボタンを覚えさせます。

学習リモコンの記憶方法

今までリモコンの位置や角度によっては、照明が一つだけ消えないということもありました。

しかし学習リモコンに変えてからは、操作漏れのストレスから解放されました。

学習リモコン使用中

学習リモコンは、純正のリモコンより赤外線が幅広く届くようです。インテリアの中で赤いボタンが少し目立ちますが、見た目が気にならないくらい快適です。

赤外線で操作するなら一緒に購入されることをオススメします。

まとめ「現在のダクトレール環境を生かしつつ、リモコン化を考えているならオススメ」

リモコンの利きにバラつきがあるというデメリットもありますが、なにより一般的な電球をリモコン操作できるメリットは大きいと思います。

ダクトレールをリモコン化したくても、スマート電球の色味が自分に合うか分からない、またスマート電球の価格が高くて失敗した時が痛すぎる…と感じる場合は、赤外線リモコンパーツを検討してもいいかもしれません。

一個セットもあるので、価格を最小限に抑えつつリモコン環境を試すことができますよ!

ダクトレールのリモコン化その4「リモコン付きダクトレール」

ダクトレールに最初からリモコンが付属しているタイプもあります。

オンオフしかできませんが、それで十分という方にはこれが一番低コストで済むのでおすすめです。

メリット リモコン化のための準備が不要

ダクトレールのリモコン化は、電球そのものが高額だったり、赤外線パーツが必要だったりで、なにかと出費がかさみがちです。

なので、ダクトレールを買った時点でオンオフ機能が最初から付いているのは大変ありがたいです。

高額なスマート電球を購入してみたのはいいものの、いざ生活してみると調色・調光機能を使う事はほとんど無かった…というパターンも。

まとめ「とりあえずリモコン環境だけ先に揃えたい方にオススメ」

電球についてあまり細かくカスタマイズするつもりが無く、とりあえずダクトレール全体をオンオフできればそれで充分という方にはぴったりの商品ではないかと思います。

とりあえずオンオフ機能だけあるダクトレールを揃えておき、後々スマート電球を試したりするという考えても良いと思います。

全体の総括「ダクトレールを自宅で使うなら、何らかの方法でリモコン化すべし!」

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正直、現代人にとってリモコン無しは不便すぎてあり得ないと思います。

筆者がシーリングライトからダクトレールに変えても違和感なく生活できているのは、最初からリモコン環境を整えていたからなのは間違えありません。

もし今から自宅をダクトレール導入をご検討される方は、何らかの方法でリモコン化も考えておいた方がいいですよ!

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