キセログラフィカは、エアープランツ(チランジア)の品種の中でも大きめで、インテリアとして飾ることで、洗練された空間を演出できる植物です。

値段も結構高いです!(小さくても2,000円~)
・うっかり枯らしてしまうんじゃないか…
・育てるのが難しいんじゃないかな…
と不安になる方もいらっしゃるかと思います。
そこで、この記事では筆者が2年間育ててきた経験から、キセログラフィカの特徴や育成のポイントまでを詳しく解説します。
キセログラフィカの特徴と育て方


キセログラフィカの育て方は、意外にも100均のエアープランツとそう変わりません。
ここでは、実際にキセログラフィカを2年間育てて分かった、基本的な育成方法について説明します。
キセログラフィカの特徴
キセログラフィカは中南米を原産とする植物で、乾燥に強いエアープランツの一種です。
葉っぱの色が白っぽく、こういうタイプのエアープランツは「銀葉種」と呼ばれます。


他のエアプランツや観葉植物と比べても、白っぽいことが分かります。
壁掛けや吊り下げる形で育成することが一般的で、筆者はカゴの上で育てていました。



形も色もきれいですよね!
適切な光環境
キセログラフィカは明るい間接光を好みますが、直射日光には弱い一面があります。
そのため、窓際に置く際にはレースのカーテン越しに光を受けるようにすると良いでしょう。また、定期的に日光浴をさせることで、葉の健康を保ちやすくなります。
ただし、一度の日光浴は短時間にとどめ、徐々に時間を増やして順応させるようにしてください。
水やりのポイント


キセログラフィカはサイズが大きめですが、水やり頻度は一般的なエアープランツと同じくらいです。



基本的には週に1~2回の霧吹きで十分!
葉先が枯れてくるようであれば回数を増やします。
下の画像は、つい水やりをサボってしまったことで葉先が枯れている状態です。


この程度の枯れ具合なら問題はなく、全体がダメになることはありません。
とはいえ極端に乾燥し過ぎるとさすがに危険なので、葉の乾燥状態をこまめに確認しておくと安心です。
温度管理
キセログラフィカは人が心地よいと感じる温度(18~25℃)を好みます。
あまり寒さは得意でないと言われますが、室内の10℃くらいであれば問題なく育ちます。
夏場は直射日光を避け、涼しい場所に移動するなどして、適切な温度管理を心がけましょう。



冷房、暖房の風を当てないように!
空気の流れ
普通のエアープランツ同様、キセログラフィカも空気の流れを好みます。


風通しが悪いと腐ってくる可能性があるので、理想を言えばサーキュレーターなどを使用して、穏やかな風が当たる環境を整えるように心がけましょう。



通気性の良いカゴの上に置いておけば、ひとまず安心です。
キセログラフィカの2年間の成長


2年前に、近くのホームセンターで購入したときの様子。
サイズは決して大きくないですが、価格は1,980円くらいしたと思います。


100均のエアープランツよりは当然大きいですが、現在と比べるとコンパクトに感じます。
そして下の画像は、現在の様子。


底面からガシッと掴まないと、持てないサイズになりました。
一番広がっている所の長さを図ると、だいたい20cmくらいあります。


買った当初は根っこがなかったのですが、途中から根っこも生えてきました。
荒ぶる葉っぱの形状と合わせて、なんだか野生味があるというか、強そうな雰囲気に育ちました。
キセログラフィカの育て方のポイントまとめ
キセログラフィカを上手に育てるためには、その独特な特性を理解し、適切な環境を整えることが重要です。
・水やりは週に1~2回霧吹きで水をかける
・通気性が大事なので、サーキュレーターを回したりカゴの上に置く
基本的にはこの2点が大事で、これは100均のエアープランツと共通です。
上記2点のポイントを実践すれば、キセログラフィカは枯れることなく、一緒にいてくれること間違いない!
さらに詳しい育て方に興味がある方は、下のリンク先もご覧ください。


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