植物を部屋に飾りたいけど、植物を枯らした経験がある、ペットを飼っている…などの理由から、フェイクグリーンを探す方も多いと思います。
しかし、フェイクグリーンはどれも価格が高いですよね。
IKEAのフェイクグリーンなら、安くて超リアル!
テレビの上の棚、ちょっと模様替え^^
— だびりーず 🦕💦🦖💨 (@davidson_1210) February 13, 2022
IKEAのフェイクグリーンにしました。 pic.twitter.com/Avxmn2O74c
インテリアにこだわりのあるSNSユーザーからも支持されているIKEAのフェイクグリーン。
このページではそんなIKEA製品について掘り下げていきます。
- IKEAのフェイクグリーンの強みと弱み
- SNSやレビューから分かる、フェイクグリーンの評判
- 植物好きから見て、本物っぽく見えるおすすめ商品
- 人気商品を実際に手に取った時の雰囲気(レビュー記事)
5年で70鉢ほど植物を育ててきた、植物好きの視点でイケアのフェイクグリーンを解説します。
もしIKEAのフェイクグリーンが気になっている方は、こちらの記事を参考にして頂けますと幸いです。
IKEAのフェイクグリーンは、安くてリアル
イケアのフェイクグリーンは、一般的なフェイクグリーンと比較してかなり安いです。
イケアはしばしばニトリと比較されることも多いと思います。
そこで、2社のフェイクグリーンを比較してみると、
IKEA | ニトリ | |
---|---|---|
小型タイプの価格帯は… | 150~1,500円 | 500~2,500円 |
大型タイプの価格帯は… | 4,000~9,000円 | 6,000~13,000円 |
同じくらいのサイズ感のフェイクグリーンで比べると、イケアの方が全体的に安いです。
安くても、クオリティーはしっかりしています。
価格が安いと、品質も微妙なのでは…と思いがち。
ところがIKEAのフェイクグリーンはSNSやレビューでも大変好評です。
次の項目では、IKEAのフェイクグリーンの評判を見ていきます。
IKEAのフェイクグリーンの評判について
IKEAのフェイクグリーン安くて可愛いくて良いですね! pic.twitter.com/0tsuh1q5A4
— わいせん|ワイログ (@y1010ss) April 14, 2021
先日やっと我が家にグリーンがやってきました🌿🌴🌱
— でかサモちゃん@三井ホーム/東京/32坪/2階建て (@dekasamo) April 29, 2022
人間自身と犬と外構の植栽たちの世話で手一杯なので、全部IKEAのフェイクグリーンです!
いい感じ😙🎵#家系ブログを盛り上げる会 pic.twitter.com/SmsgA7RvnH
IKEAのフェイクグリーンをカンカンに入れて置いとけばとりあえず良い感じになる。
— らいおん🦁築古空き家専門リフォーム屋 (@rai703rai) March 19, 2022
枯れないのが良いのよ。 pic.twitter.com/7dnOv4GLWJ
どのお部屋もオシャレで凄いですね!
Twitterの反応から分かる事は、
- コストが安く済む
- 見た目が非常におしゃれ
- 工夫次第でインテリア性を高めてくれる
という評判でした。
IKEA公式サイトのフェイクグリーンに関するレビューを見ると、やはりTwitterの意見と同じで
- 部屋の雰囲気がガラっと良くなる
- コストパフォーマンスが良い
- 葉や幹にフェイク感があるが、遠目では気にならない
- あまり造花っぽくない
全体的に好意的な意見が多く、特に「おしゃれなのに安い」という意見が目立ちました。
一方、悪いレビューは殆ど無いのですが、強いてあげるなら
- 他社のフェイクグリーンと比べると、本物っぽさが足りない
- 葉の濃淡が足りていない
- 近くで見るとテカテカしている
など、近距離で見たときのリアリティー不足への言及がありました。
遠目にサラッと飾るのが良いみたいですね。
IKEA公式でレビューが多い、人気のフェイクグリーントップ3
一位:ハンギング型ユーカリ
イケア公式サイトのフェイクグリーンで一番レビューが多いのはこちらのユーカリ。
スッと垂れ下がる優雅な雰囲気、シルバーっぽい色味を含んだ葉っぱが、インテリアを上品に魅せてくれます!
「置くだけで部屋がおしゃれになる」と、レビューでも大変好評のアイテムです。
二位:ハンギング型フェイカ
2番目にフェイクグリーンの中でレビューが多いのは、こちらの商品です。
植物の種類は明記されていませんが、つる草タイプの植物を模しています。
濃いグリーンの葉は存在感があり、形状やシルエットの美しさがインテリア映えすると好評です。
三位:モンステラ
IKEA公式サイトのフェイクグリーンで3番目にレビューが多いのはモンステラです。
他社のフェイクグリーンと比べて生花に近く、まるで本物のモンステラを部屋に置いているようだと評判です。
葉っぱのボリューム感もあり、サイズ感も大きすぎず小さすぎない程度で、ワンルームや玄関、キッチンなどに飾りやすい点も高評価の理由です。
植物好きが選ぶ、IKEAのリアル系フェイクグリーンおすすめ5選
植物好きの筆者から見て、リアルな商品をピックアップ!
今まで70鉢ほどの植物を育ててきた経験から、よりリアルで本物っぽく見える商品を選んでみました。
イケアのフェイクグリーンを選ぶ際の検討材料にして頂けると幸いです。
枝タイプのユーカリ
ユーカリは「グニー」や「ポポラス」という園芸品種が有名で、よく売られています。
IKEAのユーカリは葉っぱの色はグニーっぽくシルバー系統で、葉っぱの丸っこい形状はポポラス寄りかなと感じています。
両方の特徴を兼ねており、非常によくできたフェイクグリーンだと思います。
参考:下記リンクは本物のユーカリ(ポポラス)です。
トラディスカンティア
園芸品種としては、ややマイナー寄りのトラディスカンティア。
葉っぱに若干紫色が入っている品種が多く、IKEAのフェイクグリーンも葉っぱの特徴をしっかりとらえています。
全体のシルエットも綺麗でリアリティーがあり、良く知らない人は本物だと信じてしまうかも。
参考:下記リンクは本物のトラディスカンティアです。
鉢タイプのユーカリ
こちらのユーカリは、グニーという品種に似ているタイプのフェイクグリーンです。
茎の伸び方や葉のシルバーっぽい色など本物そっくりに見えるポイントが満載!
リアル感にこだわりたい方にお勧めです。
参考:下記リンクは本物のユーカリ(グニー)です。
柱サボテン(墨烏帽子)
こちらのフェイクグリーンは、オプンチア(墨烏帽子)という品種に似ています。
トゲが少なく、バンザイしているような形で伸びていくサボテンがモデルになっています。
やや日光が足りずヒョロっと伸びている感じで、非常にリアル感があって素晴らしいです。
参考:下記リンクは本物のサボテン(墨烏帽子)です。
ネフロレピス(タマシダ)
ジメっとした湿度が好きな、シダ科植物を模したフェイクグリーンです。
葉っぱの伸び方や、一枚一枚が分離してうねっている形状など、タマシダらしい特徴を再現しています。
近くで見たときの素材のプラスチック感や、葉っぱのギザギザした規則的な形状が若干ニセモノっぽく見えますが、遠目から見た形状は美しく素晴らしいと思います。
参考:下記リンクは本物のネフロレピスです。
実際にIKEAのフェイクグリーンを注文してレビュー
今回は公式サイトで人気の「ハンギング鉢」「モンステラ」そして、筆者が気になった「ユーカリ」を注文しています。
イケアの専用箱で届きました。
梱包は非常に簡易的。
海外企業ならではのシンプルさがあり、「割れ物でなければ梱包も不要」という感じで入ってました。
余計なゴミが出ず、片付けも楽でした。
枝タイプのユーカリ(SMYCKA スミッカ 003.357.72)
今回注文した中で、一番気に入ったのがこちらのユーカリです。
葉っぱの落ち着いた色味は、結構リアル。
ユーカリの葉は「シルバーリーフ」と言われることもあり、若干くすんだ青色をしています。
まさにそんな渋い葉っぱの色味をしっかりと再現!
葉の表面にうっすら入っている葉脈も本物っぽい感じが出ています。
梱包の粗さの為か、一部の葉っぱは折れ曲がっていましたので、頑張って整えていきました。
残念だったのは、プラスチック溶接の跡?の細かい糸が残っていた点です。
中国製品にありがちな荒っぽさではありますが、IKEA製品でもそういうことがあるんですね。
枝部分は結構丁寧に作り込まれています。
プラスチックを流し込む金型のデザインが細かいようで、節くれやデコボコが沢山入っています。
こういうちょっとした工夫が、遠目から本物っぽく見える雰囲気を作ってくれます。
次に、イケアとダイソーのフェイクグリーンを比較していきます。
イケアのユーカリは大体400円、ダイソーは100円です。
縦のサイズ感は似ていますが、イケアの方が値段が高い分だけ価格差をしっかりと表現しています。
葉っぱのボリュームや葉っぱのリアルで落ち着きのある色味、茎のリアリティーなど、100均では出せない品質があります。
実際にアップで見ても差がはっきり出ています。
葉やプラスチックパーツの色味など、本物に見えるように仕上げてあり、IKEAのフェイクグリーンは部屋に飾っても問題ないレベルで仕上がっています。
ハンギング型ユーカリ(FEJKA フェイカ 904.668.10)
IKEA公式サイトで一番レビュー数が多い商品を試しに買ってみました。
何の植物か分からず購入したのですが、なんとユーカリでした。
ユーカリがダブってしまった…。
他の観葉植物やフェイクグリーンと並べてみました。
ユーカリは「グニー」や「ポポラス」といった樹木タイプがメジャーで、ホームセンターでもよく売っています。
しかしこのフェイクグリーンのように垂れ下がるユーカリは珍しく感じます。
(元ネタとなる品種は、今のところ見つかっていません…。)
枝タイプのユーカリとは違い、こちらはプラスチック製の葉っぱです。
色味はシルバーリーフ的な青緑色で良いのですが、葉が分厚いのがちょっと気になるところ。
近くで見ると葉っぱの輪郭も、若干プラスチックがはみ出ていて粗さがあるかも。
アマブロの紐を使ってハンギングしてみました。
上二つはフェイクグリーンで、下三つは本物の植物です。
ユーカリの垂れ下がる形状は綺麗ですが、プラスチックのテカテカが少し気になるかも。
ちなみに、こちらのユーカリの鉢はかなり小さめです。
アマブロの紐にはそのままだと上手く入らなかったので、一回り大きい鉢に入れて飾りました。
鉢の直径12㎝、縦の長さ15㎝くらいある「4号」サイズの鉢を使っています。
アマブロの紐はかなり太いので、できればもっと細めの紐を使った方が、繊細できれいな雰囲気を出せるように思います。
モンステラ(FEJKA フェイカ 304.933.45)
IKEAのフェイクグリーンの中で3番目にレビューが多かった「モンステラ」も買ってみました。
価格はおよそ1,300円。
そこそこサイズの大きい鉢物としてはかなり安い方になります。
そのせいか、葉っぱの質がややビニールプリントっぽい雰囲気があります。
こちらは茎の様子です。
植物好きのこだわりというか、ちょっと残念に感じたところが茎の形状です。
モンステラは根元から枝が直接伸びるのが正解で、樹木のように幹から枝が広がっているのは誤りかなと感じています。
参考までに、下のリンクが本物のモンステラです。
鉢部分と土はしっかり作ってあります。
真っ黒い色でボコボコした表面を作っており、あからさまな手抜きが無く好印象でした。
茎もプラスチック製です。
モンステラの茎もツルツルしているので、ここは特に問題なし。
他のフェイクグリーンや本物の植物と並べてみました。
遠目から見ると、けっこう綺麗に見えるのではないでしょうか。
モンステラの価格は1,300円であり、同サイズのフェイクグリーン(右上のシダ)は値段が2倍くらいします。
価格差を考えると、かなり健闘しています。
値段が1,000円以上高いフェイクグリーン(奥)や本物の植物(手前)と並べると、意外とすんなり馴染みます。
IKEA製フェイクグリーンのコスパの良さを再認識しました。
まとめ:IKEAのフェイクグリーンは、価格を考えれば大健闘!
イケアのフェイクグリーンは、一般的なフェイクグリーンよりもかなり安いといえます。
確かに若干の荒っぽい造りも目につきますが、遠目から見た本物っぽさは立派です。
遠目から見てリアルに見えるフェイクグリーンを探している方には、良い選択肢になりそうです。
もっとリアルなフェイクグリーンが欲しい場合は
筆者は植物が好きで、5年間で70鉢ほど植物を育ててきました。
また、光が足りない部屋に飾るためのフェイクグリーンも集めています。
植物好きから見て「超リアル」に見えるフェイクグリーンに興味がある方は、こちらの記事をご参照ください。
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