【一人暮らし向け】もう枯らさない!室内で観葉植物を上手に育てる方法

根のイメージ写真

室内に植物を置くと、おしゃれ感や生命感が出ますよね。

実際、おしゃれな部屋の写真には観葉植物が写り込んでいたりします。

しかしいざ植物を購入したいと思っても、育て方がわからなくて手が出せない事も…。

5年間で数十種類の観葉植物を育ててきましたが、よほどレアな植物でない限り、基本的に育て方は同じです。

観葉植物だらけの自室

こちらのページでは、どの植物にも共通する育て方のルールをご紹介します。

結論から言うと、

大事なのは「日当たり」と「水やり」の2点だけ。

ごく簡単なルールを覚えてしまえば、植物を枯らすことなく簡単に育てる事ができます。

多肉植物やエアプランツといった、一般的な観葉植物とは少し違うものは少々クセがありますが、極端に何かが違う事もありません。

観葉植物をワンルームや1LDKなどで育てる方法に興味がある方は、ぜひこのまま読み進めてみてください。

目次

実は室内で観葉植物を育てるのは、とっても簡単!

筆者は5年ほど観葉植物を6畳部屋で育てていますが、植物を育てる基本さえ知れば、育成はとても簡単です。

特にベランダで育てる場合と比べても、室内で育てる方が圧倒的に簡単でオススメです。

というのも、ベランダなどと比較すると

・夕日や夏の日差しなど、厳しい直射日光を避けられる
・冬でも室内は一定の温度を保てる
・害虫の被害にあいにくい
・植物の様子を見るために、わざわざ外に行かなくていい

など、植物を育てるうえで面倒だったり難しいポイントを、見事に避けることができます。

一人暮らしの場合、ワンルームや1LDKなどにお住まいの方が多いと思いますが、そういった室内で育てる際に気を付けて頂きたいごく簡単なポイントを2つお伝えします

ポイント1:明るい場所に置く(窓際~部屋の中央)

プランタブルのある風景

観葉植物は光合成をして生きているので、薄暗い場所にずっと置いていると、光合成ができずヒョロヒョロになってきます。

なので、室内の中でも窓側に近い、明るい場所を植物のために確保してあげてください。

6畳間の場合、窓際から部屋の中央くらいまでが、植物が上手く育つ場所です。

部屋の場所ごとの明るさについて計測した記事がありますので、置き場所の参考にどうぞ。

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一般的な観葉植物の育て方については、詳しくはこちらのページからご覧ください。

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多肉植物やサボテンの置き場所について

多肉植物やサボテンは、一般的な観葉植物と比べても、かなり光が必要です。

室内で育てる場合、窓際以外ではうまく育たないと思った方が良いでしょう。

すぐに枯れるというわけではなく、元々の綺麗でかわいい形状を維持するのが難しいという意味です。

室内で多肉植物やサボテンを上手く育てるコツについては、こちらのページをご覧ください。

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エアプランツの置き場所について

エアプランツも、多肉植物ほどではないものの、それなりに光が必要な植物です。

置き場所は窓際が好ましいでしょう。

また、通気性が良い場所に置かないと腐ってしまう場合もあるので、通気性の良いカゴなどの上に置くと長く育てる事ができます。

エアプランツを上手に育てるコツについては、こちらのページをご覧ください。

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ポイント2:観葉植物の水やりは、量と間隔が大事

黒砂利ガジュマルの水やりの様子2

じょうろさえあれば、水やりなんて誰でも簡単にできる…そう思いがちですが、実はちょっとしたコツがあります。

簡単に言うと、

・水をあげる時は、鉢底から水が出るくらいたっぷり水をそそぐ。
・水をあげた後は、土の表面が乾くまで時間を空ける。

というルールです。

根のイメージ写真

植物の根っこは鉢の中のあちこちに張っているので、部分的に湿らせるだけだと、根っこ全体に水が行き渡らないので、植物にとって良くありません。

水をあげる時は鉢底から水が出るくらい、たっぷり水を上げましょう。

また、観葉植物の根っこは呼吸をしています。

頻繁な水やりで根っこが常時ジメジメしていると、根が呼吸できずに腐ってくる場合があります。

しかし、カラカラに乾かしすぎると逆に根っこにダメージを与えてしまうので、あくまで土の表面(土を掘って1~2㎝)くらいに水気が無くなったら水をあげます。

水をあげた後は、土の水分がある程度無くなるまで次の水やりを行わない事が大事です。

このルールを守るだけで、根にとってコンディションが良い状態が続き、植物が健康に育っていきます。

簡単に見えて実は奥深い水やり…詳しい方法についてはこちらの記事をご覧ください。

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より健康的に育てるなら「霧吹き」もそろえよう

霧吹きの画像

筆者は観葉植物やエアプランツを育てる上で、霧吹きを5~6個ほど使ってきました。

観葉植物を育てる場合、霧吹きはそれほど必要なアイテムではありません。

しかし植物を健康的に育てるなら、持っておいて損のないものです。

効果1:葉が健康に大きく育つ

熱帯の植物にとって、日本の環境は決して満点ではありません。

霧吹きで葉や茎に水をかける事で、特に足りない「湿度」を補うことができます。

・葉に潤いを与えて、葉っぱを大きくする
・水が蒸発する際に、周囲の空気が動く

など、植物にとって好ましい状況を作れます。

効果2:害虫を遠ざける

水のイメージ

霧吹きで水をかける事で、葉っぱの裏につく害虫「ハダニ」を洗い流す効果があるとされています。

ただ、それ以上に植物が健康的に育つことが、結果として害虫を遠ざけることになります。

健康に育っている植物は、虫の被害にあいにくいです。

おすすめ霧吹き1:電動霧吹き

腱鞘炎持ちの筆者が、エアプランツを育てる際に見つけた便利な電動霧吹きです。

電池の持ちも良く、短時間で効率よく手軽に水をかけることができます。

水の出る勢いが結構強いので、下が濡れてもいいように事前準備をして使っています。

おすすめ霧吹き2:アイビル

手動の霧吹きでトリガーは少し重いのですが、1回の引き金でガススプレーっぽく長めに霧吹きできます。

とても細かい霧状のミストで、植物だけをうまく湿らせることが可能。下がビショビショにならないのがありがたいポイントです。

とりあえず霧吹きで迷ったら上記のどちらかを選んでおくと間違いないと思います。

霧吹きについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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